コントロールダイヤル

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尻の下ははみ出した

短パンはよく風を通す

歯を溶かすチョコレート色

乳首が透ける白いTシャツ

夏を感じる

私がくすむ

 

今日も馬の胎盤を顔に塗りたくった

強烈な臭気がただよう

私の頭の中を馬が駆け抜ける

いつも息を止めて塗るんだ

赤ちゃんが育ったように

私の肌も育つわけないのに

きやすめだよきやすめ

美容は恐ろしい

 

こんなはずじゃかったと

お店の中に入れば

雄たちがぎらりと目を光らせた

私は中指を立てる

 

私「つくね一つ下さい」

店員「え?あ?つくね?あのー、、まるいの3つついた?肉の?つくねね。」

 

つくね確認がものすごかった

不安なのか真面目なのか

けつ出しちくびはイエスマンになった

 

みんなそれぞれの力で

みんなそれぞれに頑張って

みんなそれぞれに生きている

私の透けたちくびのように

 

それは平行線

それは交わらない

受け入れるけれど

少しずつ遠くなる

 

冷めきって

寒きった

肌をさする

帰る場所がない

 

光と雨と打ち付ける雫を写し出す

どろどろさせたり、うるおったり

引き寄せたり、遠ざけたり

全てを洗い流せ雨

 

もうすぐこういった記憶と感情を後からダイヤルを回すかのようにコントロール出来るようになるからね。

 

その時を待つことにした

 

またひとつはじめての朝が来た

 

それでは

ラジオでしか聞けない怖い話

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小さな恋人たちはホラーラジオを聞くことにはまっていた。

稲川淳二には及ばない口調で素人並みに話すその人の怖い話や都市伝説をききながら布団におおいかぶさり、頭蓋骨がプレスされるほど強い力で耳を塞ぎ、それはそれは怖がっていたのだけれど、彼は全く幽霊を信じていなく、あっけらかんとしていた。

聞き続けていると急にラジオがビリビリとなりだし、やがて低い男の大きな声が流れ出すと2人はたちまち目を合わせ、迎えてしまったな。これはやばい。と思ったにも関わず、心霊写真撮れないかな〜なんて怖いもの知らずだった私はふざけて彼の股間をパシャリ。幽霊より股間の形の方が不気味だろう。パシャリと思い出の一枚を見返しているとあれ?股間ぞうさんの落書きはしていないはずであるのに、目があるのはどうしたものかと、これは幽霊に違いないやい。こえーこえー。と言いながら何ヶ月かすぎ、ある日彼がサッカーの試合中、ボールが至近距離で股間に直撃してちーんとなり何針か股間を縫うという一生残る傷が出来てしまった。

流石に彼には申し訳なかったけれど、たえきれず笑ってしまった。

 

これから夏になる。

ひんやりしたい。

そうだ!おばけだ!怖いだ!となるけれど、やっぱりそういうものはお遊び半分ではちーんとなるのでみなさんも十分気をつけて頂きたい限りであるよ

 

それでは

 

お題「思い出の一枚」

カルシウム粉々

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その先生はおじぃちゃん先生であるけどかなりの男前で、かつては全国トップレベルのボクサー選手だった。

いつも力強い授業だった。

黒板の書き方だけでその最強さは十分わかるほどであった。いつでも殴り書きであったのでおびただしくチョークが折れる。黒板がきーきーと泣く。

ストレートの時もあればジャブの時もあれば必殺アッパーの時もあってどんな時もチョークは跡形もなく粉々であったし、何をやるにも力強いので急に発する甲高い声に度々びくついていた私はよく授業でガムをかみかみしていたので、「深谷!!!かみかみかみかみ、、お前は授業中に歯磨きをしとるな!いかんぞ!」と、大概必殺アッパーをくらっていたんだけれど、その度に渡されるティッシュは自分の鼻水を幾度とふいてきたそれを躊躇わず、ほれ。と差し出す。

いつもティッシュは使いまわしで一回使ったらポッケにしまい、また使うという。

リングで使っていた汗拭きタオルの感覚がぬけないのか。

エコでもない、節約でもない、ただ汚い。

あのポッケの中はどうなってしまっているんだろう。

きっとたぶんぜったい水びたしだ。と私はノックアウトさせられた。

「え、、先生、、それ、、。」というと「ガッハッハッハ〜」と照れ臭そうに笑ってそして時には子供のように鼻水きらりと垂れ流し状態の時もあった。

学校一、恐れられていた先生でもかつてのチャンピオンには頭が上がらないほどの最強の拳とはどんなものなのかと授業よりそっちの方が気になって仕方がなかった。

本当に汚くて優しくて力強い先生だったことを何故か今ふと思い出し、、元気だろうか。ティッシュは使い捨てになっていると良いな、などと思いながら、私生活の中でもその人によって物の使い方って違ったりするからおもしろい。と使い古した筆のハケをばしばしハサミで切り違う筆になったのでこの筆をどんな絵にどう使おうかと考えていたわけである

 

それでは

青は浸透した

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テレビはつけず振り子時計だけが鳴り響く部屋の中で私はべたべたと髪を青色に染めていた。

置き時間は頭をラップで巻きつけ張り付くように付いたラップに引っ張られる私の顔はいつも以上に芋さを増して、笑えてきた。IKKOのメイク術かなにかか?確かカツラの下は特殊強力粘着テープみたいなので垂れ下がるものを上へ上へと引っ張っていたなぁ。確か。

タイツを頭から被って引っ張られたかのようなこの顔をどうしても誰かにみせたくて、そう、じろじろとみてくれるのは、八兵衛しかいない。と八兵衛に駆け寄り、それそれと見せると、八兵衛は「再生と破壊だな」と山神様らしいことを言っていた。

 

手に目をやると、ゴム手袋というものは指先の感覚を失うのでもう使わないでやってしまおうと思い全てを素手で済ませていたことを忘れていた。青が浸透しきった手をみるなり、どっかで見たことあるなぁ、この感じ、、今や大人気映画アラジンのウィルスミスのように綺麗な青色になった。爪も青色になった。まぁいつか取れるだろう。今日のyahoo!占いのラッキーカラーは青だったしな。となんとなく色々気になってきて青色を調べだす。

 

昔、青は貴重で芸術家しか使うことを許されていなかったらしく、キリスト教聖母マリアだけは青色の洋服で描かないといけなかったらしいよぉ〜。へぇ〜

 

世界で最も人気があるのは青色なんだそうな。

青、ネイビーブルーを好む人は知性に溢れ、周りから信頼されるタイプだそうな。へぇ〜

 

よしよし、知性的になったかなーと流してみると、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、と、、とっても綺麗な緑色になりましたね〜〜ー!あれ?

 

目指してる色はなかったので失敗でも成功でもない髪は喜びも悲しみもうまないけれど

やっぱり寒色は落ち着くのでした。

本当は白が一番やりたいんだった。

白髪が羨ましく思う28歳。

 

イグアナは色に敏感な方なので、八兵衛とおんなじ色になったから仲間と思ってくれるかもしれないと思い、これからは顔を近づけるより頭を先に近づけてみようと思うよ。

 

流石にこの髪色は派手すぎて周囲の視線をかんじる。基本感情が高ぶることはない(と思っている)のだけれどじろじろ見られるのだけはとても腹がたつのは昔と変わらないな。あまりにも見てくる方は目で殺す勢いで睨んでしまう。そう、目が合ったら最期。あれだね、頭が蛇のメドゥーサだね。ついかっとなってしまって、みなさんごめんなさい。だったらこんな色にしなきゃいいのにね。と自分に申すけれど目立ちたくない派手好きは困ったもんだ。自分で自分が困り者だ。私は作品なのだ。美容院行くよりも費やし染めつくし、どこへ行くのやら。

 

朝起きると青は完璧に落ちていた。

 

それでは

スケールが違う

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オハヨゴザイマス。カミ、スゴイ、イロ、ナリマシタネ!スゴイ!と近所のアンポーンさんが言うなれば、「まだ色抜いただけで、これから色入れるんですよ〜根暗なので髪だけは誰よりも明るくしようと思ったの♡」と言うとアンポーンさんはあまり日本語が上手ではないので言葉は全く理解していなかったようでいつも通りの可愛い笑顔でにこにこ笑って、アリガトゴザイマースと見送ってくださった。かわいい。

そりゃそうだ。後から考えれば"根暗"とか絶対に通じない単語だろうな。と思ったけど、それにしてもいい名前だ。アンポーン。タイの意味で「隠された幸福」だそうな。私はあんぽんだよ〜うーん。少し惜しいな、とあんぽんはアンポーンの笑顔がだいすきよと思いを胸に秘め、職場へ向かう。

今日は何故かバッファローを描く機会を頂けたので、おお!っと昨日買ったCow nose ringが頭を駆け抜ける。そういえば私の名前は葉月子ではなくて、「うしお」という名前になりかけたことを思い出した。そう、私の父が私にそう名付けようとしていた話を聞いたことがあった。母が女の子なんだから!と言って葉月子になったわけであるけど、その由来はいつ聞いても謎のままというか、忘れてしまったらしい。でも父に「うしお」にしたかった理由を聞くと「海の潮だ」と答えてくれたけれど、もし「うしお」になっていたら高確率で名前牛かよ。といじめられて私は胃袋4つもあるんだぞ〜スゴイだろ〜と自慢げに言うんだろうな

 

それでは

当たるよ当たりよ

 

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宝くじを買おうと思ったことは生まれてこの方一度もない。幼少期の頃からくじ引きとなると家族の一番前に押し出され、私は当番であり役目であり任務であるかのようにくじを引いていたっけか。やってもやらなくてもどちらでもよい。というかんじでお店でカラカラやってる三角くじをみても宝くじ同様全く興味はない。宝くじに興味がない理由はガチャガチャと違って楽しんでくじ引けないし、当たらなかったらお金を捨ててるようなものであるなぁ、とか思ってしまうけれど、そういう娯楽を楽しむのも大事だね。と私の娯楽はこれだー!と目の前にあるガチャガチャを見つけてしまった私は今日も迷わず回してみたの。これまた狙った獲物が一発でおでになった!!なんで当てるーー!?!?またしても、、。そう、毎回なのだ。もうなんでなんでなんだ?不可思議で予測不能だ。

私は未確認生命体にでもなるのだろうか。しかしうっすらではあるのだけれど、強運の持ち主なのかもしれないと思わずにいられない回数を出してしまっているこの私は自分で自分が不気味だなあ。と思い始めてもいるんだけど、そんな強運で当たってしまったガチャガチャが家中に転がっている。リビングにもトイレにも寝室にも、、。そしてひとつひとつのガチャガチャを見るたびにそのガチャガチャをした日の記憶がフラッシュバックするとともに、もう倒れているのもあれば袋から出されていないものもある。本当にこれらは必要なのだろうか?と最近増えている「ミニマリスト」というのはこういうものを揺るがない決心を下し、捨てられる人たちなんだろうな〜すごいや。でもねこういった時代のガラクタたちばかりが集まった昔懐かしのお店を見たりするのがすごくすきな私だからきっと未来ではこの子たちも誰かの「すき」になるのかもしれないと分からない未来を思っている私は結局宝くじを買うのと同じことをしている気がした。そんな私ではまだこれらを捨てられるはずがないよな。 

それでもこれから物を買う時はこれは本当に自分に必要なものなのか、というのをいつも以上に心がけてみようと思うよ。

 

そしてこれがとても必要だと思ったCow nose ring

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牛さんの鼻輪は牛を移動させるのに引き連れやすくするためらしい。

鼻はかわいそうだし、首でいいじゃん。って思うけどね。リングつけてない方はぜひおすすめですよ〜かなり思考操作、安定します

 

それでは

めろめろは伝染する

 

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朝起きると亀の亀吉はうんちっちをどっさり引き連れて水にぷかーんしていた。その姿はあまりにも無残。朝糞は健康的でなにより。

最近亀の亀吉はこりゃうまいっ。と爆食期で食べるかつっぱるか寝る毎日をおくっているのだけど、これはもうおおきなおおきな亀さんになりそうである。亀が人間の手から餌を食べるのは珍しいと聞いたのだけれど、まだうちに来て一ヶ月もたっていないけど首も引っ込めずに手から食べてくれるもんだから、私は亀に乗るうらしまたろうを夢見つつ、ただただ亀吉の後ろ足を眺めて癒される時間。なんてかわいいあんよなのでしょう。と満足した私は八兵衛と目があった。八兵衛はメロンにめろめろでそんな八兵衛に、めろめろな私はめろめろは伝染するんだと思いながらめらめらしてきて、亀について調べていたら亀の性別は温度で決まるらしく、温かいとメスになり寒いほどオスになるみたいなるらしい。へえぇぇ〜。しかも、空間認識能力が高い。そう、方向音痴でないということで餌の場所、水の場所、部屋の出入り口を一度覚えると忘れないからさっき餌置場で、でんと座っていたのは朝ごはん待ちだったことを知って私はまためろめろになったのであった。

 

それでは